2009年02月20日

社会的信頼と職業倫理。(めっちゃ難しいことゆえた!)

勢いを~

強める風に

われ願う~

木の葉とともに~

不景気とばせ~

(訳)
 今日の和歌山は強風が吹き荒れました。
 そんな風を見て、DENKAは願うのです。
 「あぁ。この風がこの葉とともに、
 先見えぬこの不景気も吹き飛ばしてくれたらいいのに…」と。


どーも☆
麻呂への道はまだまだ厳しい…こんなんじゃ…
「サラリーマン川柳」にもだせやしない…
自分のセンスのなさを痛感している…
DENKAです☆

珍しく、2日連続更新します!!

今日は、和歌山市内の某会場にて「管理建築士講習」というものが行われました。

「管理建築士」とは、建築士事務所の常駐の建築士で、その建築士事務所を管理する人です。

平成18年12月20日に公布された「新建築士法」で管理建築士の資格取得制度が創設されました。

「あれ?それより前から建築士事務所はあったよね?どういうこと?」
と思われる方もいらっしゃるのでは?

そうです。
「管理建築士」とは先に述べたように平成18年に資格取得制度ができたので、
資格そのものが無かったのです。

ですので、それ以前から建築士事務所を開いていた建築士もこの講習・考査を受けます。

「なぜ今になってそのような制度を!?」

と思われる方がほとんどでしょう。
以前は、建築士であれば開設できたのですから。

以前もお話したかと思いますが…

はい。
この新制度も、
某建築士による構造計算書偽装事件がきっかけです。

新制度の説明を聞く度に、必ずといっていいほど
この事件の事と、その元建築士の名前が出ます。

本当に………。
建築士の社会的信頼を一瞬で崩した事件ですから…。

今は、管理に管理をかさね。
チェックにチェックを重ねる…。といった感じに厳重になっています。

ということで、本日私DENKAは、講習の係員をしてきました☆

本当に厳しいんですよ!
遅刻30分で受講不可能!
「ちょっとトイレ!」などの退出時間も記録されます。

建築士の方々は真剣な表情で長時間に渡る講習を受講されていました。

このように建築界は失った信頼を取り戻すため、改革されています。
私DENKA,まだまだ若輩ものですが、先輩方が奮闘されている姿を目に焼き付け、
社会に貢献できる人間になるよう、日々精進致します☆

…と、鼻息あらく誓ったところで締めたいと思います☆
今日はこのへんで。
  


Posted by 田渕設計 at 20:31Comments(0)