2012年02月17日

サービス付き高齢者向け住宅

こんばんは!

スキー・スノボシーズン真っ盛りですね♪
先週末はスノボ、来週末はスキーと、うはうは予定を立てているTONOですface05

今度は現在和歌山市内で計画している「サービス付き高齢者向け住宅」の模型を作らせてもらいましたface02


さて、ここで「サービス付き高齢者向け住宅」とはなんでしょう?…

国土交通省HPより
高齢化が急速に進む中で、高齢の単身者や夫婦のみの世帯が増加しており、
介護・医療と連携して高齢者を支援するサービスを提供する住宅を確保することが
極めて重要である一方、サービス付きの住宅の供給は、
欧米各国に比べて立ち後れているのが現状です。

このため、高齢者の居住の安定を確保することを目的として、
バリアフリー構造等を有し、介護・医療と連携し高齢者を支援するサービスを提供する
「サービス付き高齢者向け住宅」の都道府県知事への登録制度を
国土交通省・厚生労働省の共管制度として創設しました。

<登録基準>

住  宅 床面積(原則25㎡以上)、便所・洗面設備等の設置、バリアフリー

サービス サービスを提供すること(少なくとも安否確認・生活相談サービスを提供)

契  約 高齢者の居住の安定が図られた契約であること
     前払家賃等の返還ルール及び保全措置が講じられていること


元々は「高齢者専用賃貸住宅」という制度が、この「サービス付き高齢者向け住宅」となったようです。
高齢者向け(バリアフリー設備が整っている等)の住宅という点においては変わっていませんが、
大きく変わった点としては、安否確認、生活相談などのサービスがあるということです。
高齢者の方が暮らしやすい住戸を提供するだけではなく、
安心して生活が出来る環境も必要だという考えからでしょうか。

高齢者のための施設や住まいに関しては、
田渕設計でもいくつかお手伝いさせて頂いておりますが、
↓にあるように、確かに複雑化している様にも思います。

複雑化する高齢者の住まい

でも、自分の生活スタイルに合せた、住宅・介護のサービスが受けられる環境・社会が
少しづつ形になってきているのだとも思います。

今日はこのへんで。
  


Posted by 田渕設計 at 22:31Comments(0)staffブログ