2017年09月11日

こんばんは

今日(9/8)で2週間のインターンシップを終えました佐賀大学大学院の西諄子です

初めてインターンシップに参加してみて、2週間毎日があっという間に過ぎていきました。
1週目の図面の色付は緊張もあったせいか、私の想定以上に時間がかかってしまい、自分自身が情けなく思いました。
2週目は、建物点検に同行させてもらった際に、木田専務に和歌山の建物について色々教えていただいたり、
実際建つ建物の打ち合わせにも参加し、デザインや照明を考えたりで、たくさんの経験をさせていただきました。





実際に建物点検に行った建物


私がここ数年感じていたのが、最近建つ和歌山の建物は木を使っているということです。
これは平成24年に和歌山県木材利用方針と言って、低層の公共建築物は原則木造とし、
県民の目に触れる機会が多い部分は内装木質化を推進するなどと、和歌山の公共施設に建材を多く使うようにされたからだそうです。
これを教えてもらった時は、目から鱗が落ちるようでした。
他にも和歌山の建物や建物の見方や面白さについて色々教えてもらい、
いつも勉強している時よりも建築が身近に感じられ、より一層興味を持つことができました。

2週間通してずっと病院の建物について学んでいましたが、学校で学ぶ以上のことを体験できました。
設備の打ち合わせは、図面を何度も見て理解したはずなのに、半分以上の言葉が分からず、
わかることだけを書いていても打ち合わせの内容は詳しく理解できませんでした。
とても難しかったです。正直こんなことまでことまで考えないとダメなんだと思いました。

インターンシップを終え感じたことは、ただ図面を書くことだけが建築士の仕事ではないということです。
多くのことを考え取りまとめ、たくさんの修正や打ち合わせし、
建てたその後までその建物を見ていくのが建築士という仕事のように思えました。

最後になりますが、木田社長や木田専務をはじめ田渕建築設計事務所の方々には、
たくさんのことを教えていただき、暖かく見守ってくださったことを感謝いたします。
初めてのインターンシップが田渕建築設計事務所で本当に良かったと思いました。
本当にありがとうございました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
佐賀でも頑張ってきます!  


Posted by 田渕設計 at 18:40Comments(0)staffブログ